開館25周年記念展Ⅱ「挑み、求めて、美の極致-みほとけ・根来・茶の湯釜-」

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  • 開館25周年記念展Ⅱ「挑み、求めて、美の極致-みほとけ・根来・茶の湯釜-」 重要文化財 金銅春日神鹿御正体 南北朝時代 細見美術館蔵
細見美術館は平成10年(1998)、京都・岡崎に開館して以来、細見家の日本美術コレクションを中心に、さまざまな視点から展覧会を行ってきました。このたび開館25周年を記念し、コレクターが己の美意識を信じ、懸命に追い求めてきた多彩なコレクションを選りすぐって紹介します。
記念展Ⅱは、「挑み、求めて、美の極致-みほとけ・根来・茶の湯釜-」と題して、生涯にわたり自身の鑑識眼を鍛え、学び続けることを諦めなかった初代古香庵(細見良1901-79)が選び抜いた作品を紹介するものです。美の原点として心酔した神道仏教美術、力強く美しい漆器・根来、研究に没頭した茶の湯釜などの金工品ほか、平安から桃山時代にかけての名品の数々をご覧いただきます。初代古香庵は興味の赴くまま蒐集した美術品を秘蔵せず、茶会やもてなしの場で積極的に活用してきました。時代やジャンルを超えて取り合わされた美術品の数々は、呼応しあって空間を彩りました。展覧会では、細見家ならではの美の競演もお楽しみいただけます。この機会に、日本美術のもつ優美さ、繊細な感性、時に大胆なほどの力強さに心を奪われたコレクターのまなざしに触れてください。
日程
2023年11月14日(火)~ 2024年1月28日(日)
10:00~17:00
料金
1,400円
場所
細見美術館
電話
075-752-5555
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)、12月25日~1月4日

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